開脚から痛みなく脚を回す意識付け
肩甲骨、脇、背骨、股関節、連動させる
・肩甲骨を回し下げてとどめる
・脇を引き込み引き出す
・背骨を順にしならせる
・股関節からセンターを分ける
・坐骨から膝を長く使う
・股関節を引き込んで送り出す
等々、地道にやっていただいていると
写真のようなことが楽になられてきた。
数年前とは別人のようになられている。
脇、肩甲骨、背骨、股関節の連動で可動域を上げ、脚を持つ参照。
自分も覚えがあるが
何だか大変そうなことをしようと思うと
渾身の力で人はがんばってしまう。
「力抜いて!」と言われても
どうやったら力抜けるのん!?
という感じがわかる。
ゆっくりじっくり、体の使い方を一つずつ繰り返してくると
何をするのも段階を経ていくのが大事なんだとわかる。
「こんなことをしてたら、間に合わない!」
と焦る気持ちはわかるが
何に間に合わないの?
一足飛びに次の段階に行こうとしても
できないから、困っている訳で
遠回りに見えても、順序を踏むことが実際には近道になる。
体はショートカットできない。
自分自身の現実と付き合わなければ仕方がない。
自分の体と心のバランスを取りながら
ひとつずつ。
どんな素晴らしい人でも
積み重ねられた土台の上でさらに努力されている。
何もできない
うまくできない
どうしたらいいかわからない
そこからスタートして
自分自身の出来る幅を少しずつ増やしていくこと。
誰かとの競争でなく、自分自身と、とことん向き合っていくこと。
それを地道に続けて行く人が素晴らしい。