アラベスクと前後開脚は使い方の感覚が同じ

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

アラベスクと前後開脚は使い方の感覚が同じ

動画のコメントで、困っておられる方がいて
「動画と同じようにしているが痛い。体が開いてくるのはなぜ?」
と書かれていたが、おそらく使い方は同じでなく、床方向に押されているだろうし
股関節は入れ込めていないのだろう。

そう言えば、最近は前後開脚は特にクラスレッスンではみんな一緒にやっていないので
久しぶりにこの使い方をいろんなアプローチでやってみた。
股関節の引き込みや肩甲骨の位置をとどめて脇から送り出すことなどは
どなたも随分できるようになられているので
久しぶりではあったが、それぞれに以前は「なんとかできた!」という感じだったのが
「この感覚!」と確信を持ってできるようになられている。

うつ伏せアラベスク
前後開脚
バーを使ってアラベスク

脚を持ち上げるのでなく、骨盤から送り出す。
肩甲骨から脇、肘、手首とつなげてとどめた肩甲骨から流れを作る。
3枚とも、全く同じ感覚である。

股関節から、脚は前後に分けて、体は開いていない。
伸ばしていく方向は、下向きでなく前後に伸ばされる。
「生えている方向」になる。
背骨も長い距離で引き合って使われている。

こうして同じ感覚ですることを
方向をそれぞれ変えてやってみると
体全体つながっているから、同じ感覚でできることが実感され
どのアプローチからやってみても、同じ感覚を感じられることがよくわかる。

一見、関係がないように思えても
どれひとつとして、部分だけでできるものはなく
どこから始めてみても、全身を巡って、同じ流れが通っている。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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