肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
骨盤の幅の中から脚を送り出す
この方は神戸でワークショップを始めた最初から参加されて
今ではレギュラークラスに通われて
1年半ほどになるが、こんなにまっすぐな脚でなく
下腿O脚で、反張膝、横から見ると足首の角度は鈍角になり
ふくらはぎは固く、後ろ側に横にと湾曲していたのが
試行錯誤を繰り返して努力され、今ではまっすぐな脚に見える。
骨盤の幅の中から、生えている方向に脚を送り出すことを意識して
坐骨から土踏まずにつなげて
毎日のように感覚を育てて来られた。
更に先日のコラムで書いている足裏の意識の違い
で、足裏の意識を再確認して、すんなりつながった。
このような感覚を持って、開脚してみると
もとより開脚して脚を後ろに回すことは出来る方だが
脚が捻じれることなく、きれいに伸びていた。
坐骨~土踏まずとつなげてきても
骨盤から送られた脚が外に向かうばかりで、
足裏が床に対して筋等に押せていないと
流れは↘ だけで↕ にならない。
パラレルや6番、1番、5番では骨盤幅で送り出すことが意識しやすいが
2番や4番になると、骨盤と脚がひと塊になったり
やはり足裏を感じられない場合が多い。
骨盤の幅の中からその幅より外に足が出る場合でも
股関節と脚は分かれて、足裏の感覚は床に水平に均等に送られるように
かかとと床に対して90度に折れている。
こちらの方も、元々はこんなに感覚のある脚ではなかったが
流れを考えて意識して使った時には、努力した分だけ報われる。
これらが感じられるとそうでないのとでは
足裏の意識つながっていますか?
の写真に見られるような違いが出てくる。
使えることとキレイは比例する。