首を背骨からつなげる

首を背骨からつなげる

一生懸命背骨を伸ばしているけれども首が前の方に出てしまい、
何だか詰まった感じで伸びない。
意識している人はこの辺で悩みますが
全く意識のない人は首の下あたりに溝ができ、もっとひどくなると
盛り上がりが出来ます。

背骨から生えている方向につなげたいですね。



首が前に行く人は肩も盛り上がっている人も多いですが
肩甲骨を回し下げることも脇を後ろに引いて、腕の付け根もラインを揃えることができても
首は前のまま、という人も多いのですが
これも意識することを習慣化しましょう。

写真を見て下さい。
赤い丸印のあたりを青い矢印のように
後ろに引きます。
よく「顎を引いて」と言われますが
顎を引くと、緊張しやすく二重あごにもなりやすいです。

優しくがんばらないで矢印のように引いて下さい。
そして背骨からひとつずつ頭の方向につなげてみましょう。
頭までつながりが感じられたら
さらにそこから上に抜けていくようにイメージします。

背骨を伸ばす意識をしているけれど
なんだかきつい、苦しいと言う人は
頭で押さえてしまっていることが多く
「上に高く抜けていくように」と言うと
「あっ！楽になりました！」と言われることが多いです。

目に見える体サイズでなく
「抜く」という意識は目に見えないところを
無理なく伸ばし、更に空間まで使って体の可能性を広げていきます。

どこを意識するのが空間を味方にしてくれるきっかけになるかは
人によって違います。
あなた次第です。