開脚から痛みなく脚を回す意識付け
胸椎を使って船の帆のようにしなる
肩甲骨を留めておくと背骨は動きが出るが
とどめた肩甲骨から腰椎、胸椎をひとつずつ順に動かし
頸椎につなげて行けたら
縦の動きだけでなく、今度は肩甲骨をまた使い
横の動きを出してみた。
肩甲骨をとどめた状態で、肩甲骨下を中心に軽く集めるようにして
胸がきれいに開いている。
勘違いする人もいるが、何もせずに胸だけ前に押している訳ではない。
胸椎が一つずつしなって動くとともに、鎖骨が上り肩甲骨が下がる。
肩甲骨の下側を中心に集めるようにして、胸から腕が
船の帆のようにしなって広がると
肩甲骨の下側が上を向いた肋骨の下から持ち上げられ
頭上から見れば「ハ」の字のように肩甲骨の内側が中に寄っている。
そうなると更に背骨がしなる。
横から見ればこんな感じ。
しなりがかなり大きくなるが、きつくなく気持ちがいい。
ひとつずつを意識してしならせているので
無理がなくまだまだ可動域が広がりそうである。
これらはみな、ものすごい力で「反っている」のでなく
中心の小さな動きで可動域が大きく出ている。
綺麗に見えるものは苦しさがない。
苦しくなければ楽であり
更に可動域が大きくなっていく。
先週はこれほどしなりは出ていなかった。
使い方がわかって、すこしずつ可動域を広げていくと
固いと思っていた背中も驚くほどしなやかになる。