股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
肩甲骨と腕のラインを合わせて脇を引き込み軽く使う
腕を軽く、無理なく自由に使うために
肩甲骨と腕のラインを同じラインに合わせるように脇を引き込みつつ
体幹に近い根元で使うイメージを育てていくと
上腕を固く緊張させたり、力の流れを遮ることなく、軽く使えます。
肩甲骨と脇のラインを合わせるように
脇を後ろ側に引き込んでおきます。
ピンポイントでなく、広い範囲でイメージ。
この方には良く伝わりましたが、タッパーに詰めるご飯を
端からびっしり詰めていくように脇の寄せ方をイメージして下さい。
腕の力は出来る限り、ストンと抜いておきます。
肩甲骨の下をぐるんと繰り出すように回すと同時に
腕の根元を連動させて、振り子のように動かします。
腕を持ち上げようとすると、いっぺんにいらない力が入ります。
棒の根元を動かせば角度がつきますが、そんなイメージです。
この私の手があるところを動かす中心として根元から動かします。
まるで羽根のように軽い感覚です。
脇の下から順に力を伝えていくように
温度計の赤い液が上がっていくように脇の下から肘先へ
更に細く長い線で指先へと伝えていきます。
手先を伸ばす意識でなく、脇の下から肘を長く伸ばすイメージです。
これは脚と同じで、体幹から近い坐骨~膝を長く伸ばすこととと同じです。
腕を下ろす時も余分な力は必要ありません。
脇の下を後ろ側に引き込みます。
手先や上腕部を動かすのでなく
根元を引き込んでいくだけで、腕は楽に下りてきます。
肩甲骨の位置はそのままで上に繰り上げることはしません。
単に後ろに引き込むだけです。
これも順に伝えていくと、ゆっくり降りてきますが
脇を引き込むだけで、抵抗なく素早く下ろせます。
脇を広く、肩甲骨と同じラインに整えて使う感覚ができると
最小の力で最大の力が出るだけでなく
滑らかに繊細な使い方ができます。