肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
股関節を引き込んで楽な開脚の意識付け
先日のコラム押してもだめなら引いてみな(^^)
でお話していた動画。
骨盤と脚が一体になっている状態で開脚しようとすると
途中で詰まり痛いし、怖さもあるので開いていく気がしない。
骨盤と脚が分かれる状態ー脚の付け根と胴体にはっきり折れ目が出来ている状態にして
それをキープしながら開脚していく。
脚を開こうとして、どんどん外に一方向に押していくと
骨盤も一緒に連れて行かれ、体の重みが脚だけにかかり
痛いし辛くなる。
ここでは股関節を引き込んで折れ目を作り、脚を遠くにするのではなく
自分の方に引き寄せて伸ばしている。
こうすると痛い思いをしないで楽に伸びるが
勘違いして床方向に体を沈めていく人もいるので注意が必要。
動画で体幹の方向がどう向いているのかをよく見て
まっすぐ下に降りないように。
付け根に折れ目が出来たままの状態をキープしようと思えば
その部分を直接どうにかしようとする意識よりも
お腹を吸い上げるように上下に引っ張っている。
開脚は脚が開くと書くが、体幹部分の意識で開いている。
引き込む方(脚が長くなる方)ばかりに意識が行きがちだが
折れ目が出来たところからつながっている軸足側を反対側の脚を引き合うように
内腿を横に張りつつ、土踏まずまで送っている。
この膝の上に乗り込んで行ったり、かかとが上がっていくと
脚が辛くて耐え切れなくなるので、両方を引き合う。
自分の方に引き寄せて、片方が付くと、反対側は既に折れ目が出来ているので
楽に伸びる。
初めは出来なかった人も
体幹から脚に送り出していくイメージをつかめると
楽にできるようになっている。
でも一人でする人は、「こうですよ」と誘導してあげるわけにいかないので
数日中に、座った状態からできる、もう少し簡単なバージョンを
動画でお知らせする用意もあるので、
このやり方が難しい人は、そちらでどうぞ。
膝に不安がある人も膝に乗り込まず、坐骨から膝をしっかり張れると
無理なく出来ていたが、いやいや怖いです、という方もそちらでお試しを。
骨盤の前後傾改善と内腿の可動域を広げるストレッチ2
2日間動画が見られない状態でしたが、差し替えましたのでご覧いただけます。