開脚から痛みなく脚を回す意識付け
翌朝、疲れが取れる楽な寝方
以前、同じような動画を公開しているが、今見れば満足のいくものには見えない。
少し必要な説明を加えて作り直してみた。
「あ~しんど!」と体を投げ出して寝る時、大抵の人は自分では力を抜いているつもりだが
無理のある体勢で、無駄な力をいれて寝ていることが多く
朝起きて疲れが全く取れておらず、しんどいまま仕事に向かう人も少なくない。
初めに「こんなふうに」と誘導した場合には、感覚として覚えられるので
自分一人でも
「楽に寝られるようになりました」
と言われる方は多い。
最初から自分一人で、この感覚をつかむのは難しいかも知れないが
やらないよりはやってみた方が楽になれる可能性がある。
そのアプローチをやってみることで楽になれたら、良く寝られるし
1円のお金もかからない。
最後に脚を開いているのは、今では全く腰痛もないが
以前は腰が痛くて寝られなかった人が
「脚を開くことで、なんとか寝られていた」
と言われたことをヒントに、自分でそうしてみたら
脚だけ開こうとすると、背中が浮く。
それをもう一度、ゆっくりひとつずつ背骨を付けていくと
とても楽な感覚が広がっていった。
赤ちゃんはこんな風に寝ているが、
背中も浮いていないし
肩が盛り上がってもいない。
日常の体の習慣が、寝る姿勢にまで、きつい状態を強いている。
初めは力を抜くのが難しくても
少しずつ、赤ちゃんに近い、楽で自然な状態を自分で
少しずつ覚えて行こう。
私は寝る前に肩甲骨を回し下げて、背骨を一つずつ沈めて寝ることを
毎晩やっているが、そのまま朝まで寝ている時もあるし
(これは楽だから、そのままの状態でいられるのだろう)
寝られない時には、夜中にストレッチしたりもするが
昔の体中が痛くて、起きるのがしんどい朝や
ベッドから足を下すのさえ痛くて辛かったあの朝は
もう記憶に遠い。
寝てやってみることは、立ったり座ってするより整えやすい。
寝る前に体をほどきながらやってみるのもいい。