開脚から痛みなく脚を回す意識付け
脇から肘、手首、脇から体幹への流れ
2日前にUPしている反らすと痛くて固い手首を楽に使う
で、体幹からの流れを感じて、痛かった手首を楽に使ってもらった後
壁を使って、流れのあるまま、肩甲骨がはがれた状態で体の位置を変えてもらった。
これは肩甲骨から肘を引き離し体幹からつながる腕
の動画と同じ動きの途中の写真。
腕にもっていかれない肩甲骨もご参考に。
これが逆手でも順手でも流れる方向は同じで
自分の感覚がつながりやすいように手先を徐々に、流れに従って使う。
この時、肘がピンピンに伸びきらないようにしたい。
伸びきると気持ちいいような気がするが、肘が過伸展して
負担がかかり、つながりがなくなることに気が付かないことも多い。
伸びる→痛い→よくがんばっているの図式で勘違いしがちだけれど
つながりが感じられて、まだまだ伸びしろがある感覚が感じられるのがいい。
「伸びきる」という感覚は
これ以上無理、限界まで達したと言うことになるが
つながりが感じられて伸びている時は
伸びている感覚がずっと継続されている。
ものすごく伸びたけれど、まだまだ続きがある意識の経過のまま
なだらかに次の動作に移る感覚である。
「伸びきった」 「ここでいっぱい」と、感じる時には、
本来の腕なら腕が体から自然に生えている方向から
はずれて、違う方向に荷重がかかっていることがあるので
自分の体がどう感じているのか
よくよく観察も実感もしてみたい。
この写真のように壁に手首を置いている状態であれば
どんどん伸びが感じられると
腕の形がしなっていくよりも、体の向きが変わっていく。
イメージが曖昧で、よくわからなくなった、という時は
また最初に戻ってみる。
脇と肘を引っ張り合う、シンプルなところに戻る。
いきなり、ギイギイ引っ張り合うのでなく
小さな力で伸ばしてみることから始める。
このやり方は肩甲骨はがしがうまくできないとき2
を参考に。
今までとは違う意識で何かをしようとする時
一度ですっきり何もかもうまくいくことはまずない。
やってみて感じて、行き詰って戻って
繰り返してようやく納得できるものだと思う。
よくわかった、と思っても
やっているうちにまだまだ伸びしろが温存されていることに気づく。
使って感じて、試行錯誤してまた戻る。
そうして濾過されたものが自分の身につく。
うまさきせつこモダンバレエ研究所HP
せつこのゆったり自分コントロール