体幹からつないでぶれない軸の意識　　

体幹からつないでぶれない軸の意識

片方の足を動かす時、反対側の軸にガッツリ乗り込んでしまい
軸足はカチカチ、反対側は腰が上がってしまい、軸が定まらない人を
よくみかけます。

軸をしっかりしなきゃ！
と、よりしっかり踏み込んだりして、体が傾いている場合もあります。
頭の中は「軸足」でいっぱい。
「片足動かすのに真ん中にいるなんて無理！」
という人もおられますが、その時体幹のことは抜けてしまっているのです。

「体幹から通す」ということをもう一度考えてみましょう。
背骨の上下の引っ張りを意識付けしてプリエ
の上下の引っ張りをそのまま脚につなげられているでしょうか？
これは立った状態になっても同じです。

立ってプリエする時も、頭上に抜けていく意識と床方向に抜く意識がありますが
股の底を床方向に引っ張る意識付けとして、坐骨を下に引っ張ってみると
下腹も感じられ、体幹部分の引っ張りが感じられるようになり
左右に分けたプリエの脚にも、その繋がりが及び
離していこうとする脚がすっと軽くなります。

この動画では体幹からつなげて、坐骨～土踏まずまでの意識をイメージしてほしかったので
つま先はのばしていませんが、この繋がりを更に進展させるだけで
つま先も楽に伸びていきます。