新たに生まれる感覚を知る
自分の体のつながりをみつけ根拠のある意識
昨日は今月初回のワークショップ。
今回は継続して参加されている方だけで
定員いっぱいになった。
開始時間に間に合わず、遅れて駆け込む方も・・
せっかく来て下さったのだから、速攻で追いついていただいたが
それでも伝えたかったことは、きっちりお持ち帰りしていただいたようである。
感覚がつかめて、嬉しさのあまり、ちょっとおどける人
それを見て、思わず笑ってしまう人
黙々とやっておられる人の頬もゆるむ。
体はそれぞれの骨格や生活習慣で
1人として同じではなく違う。
それぞれやりやすいところ、やりにくいところ、
固めてしまうところ、すんなり通っていくところがある。
こちらが誘導しながら、自然につながるところを探していく。
ぎゅっと無理な力が入ってしまう時とそうでないときの違いを
見たり感じたりしながら
自分の体のつながりを感じられた時は例えようもなく嬉しい。
それを初めは動きの少ないところから、徐々に動きの中でも感じられるように
使っていく。
初めのうちは見失ったり、わからなくなったり、勘違いしてしまったりするが
繰り返しやっていくうちに、気づいたら定着している。
苦手なことは「多分無理だろう」と思ってしまいがちだが
例えば、片足で立つとき
自分の体の状態、体の流れ、軸の感覚など
体幹からのつながりを自分で意識したうえで、「ここで立つ、つながる」
と、根拠のある意識を持続すれば、よろけることなく立てる。
「気持ちを強く持つ」というただの気持ちだけでは難しい。
根拠のある意識をゆるぎなく持つ。
根拠のある意識は、自分自身でつながりや流れを探し
何度もシミュレーションして実感した結果、初めて生まれてくる。