背骨の上下の意識付け・その後      

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

背骨の上下の意識付け・その後




背骨の上下の引っ張りを意識付けしてプリエ
をレッスンでしてもらっているが
最初は特に上下動の下に下りていくときには
肩が上がってしまい、亀さんのように首が埋まっていた人たちも
脇から肘の引っ張りの感覚がわかるようになり
体幹と手足をつなげながらも分ける、ということが
できるようになってきた。

そうなると体が軽い。
肩甲骨を回し下げてとか、脇から肘を引っ張り合ってとか
それほど意識しなくても、既に感覚がつかめているので
その次にすることが楽になっている。



肩甲骨周り、腕周りの可動域が広がり
楽に自然に使えていく。
この方が2年前には50肩で水平より上に手が上がらなかった人には
絶対に見えないと思う。

別の方はまだ日が浅いけれど
2番プリエはとてもきれいに無駄な力なくできるのに
1番のグランプリエになると、ガチガチに脚に力が入っていたのが
スムーズに長いゴムを引っ張るような形でできるようになった。

誰にでも、すんなり楽にできることもあれば
すぐにはうまくいかないところもある。
それぞれ体の意識ができやすいところ、できにくいところ
勘違いしてしまうところがある。

でもそれもほんのちょっとの違いであることが多く
そこに至るアプローチを変えてみるだけで
なぜ今までできなかったのかわからないくらい
一瞬にしてできてしまうこともある。

出来ない時に、ああだろうか、こうだろうか
悩んだり、試行錯誤して費やした時間があるのは全く無駄ではなく
それがあるからこそ、違う局面でつながってくる。
悩まずさっさとできた人より、経験で知っていることも多くなる。

自ら考えて繰り返すことは、全て得がたい経験であり
決して損はしない。

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Mybestpro Members

うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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