椅子に座る時のお尻の位置    うまさきせつこのボディコントロール

テーマ:ボディコントロール

椅子に座る時のお尻の位置

「座り方をチェックしてほしいんです」

座り方次第で、自然に背骨やお腹が伸ばせる状態になるので
どうすわるかは大事なことだと思う。
全体の写真では、細かいことはわかりにくいので
丸椅子にお尻を半分載せる形で座ってもらった。


後ろから見た写真。
椅子に乗せているお尻が半分つぶれた感じ。
前に滑って座っている。


坐骨の位置を後ろに引くように座って、といつも言うが
更にわかりやすく言えば、太ももの裏ができるだけたくさん椅子に着くように座ると
接地する面が大きくなる。

こうやって座ると、左右がほぼ同じ大きさに、お尻の形が見える。


横から内側を見た写真。
脚の付け根が前に出て、胴体と脚の折れ目があまりない。
膝までの長さも短い。
お尻が、前に滑って座ると、骨盤から脚がひと塊になって分かれないので
前腿に力が入った状態になる。


胴体と脚の付け根はくっきり折れて分かれている。
膝までの長さも長くなっている。
胴体と脚が分かれた状態になっているので
前腿は柔らかい。
お腹も自然に伸びている。



このくらい後ろに坐骨を引いてみて
(股の底が真後ろを向く感じ)腿の裏が椅子にたくさんつくようにして
下腹がしっかり伸びる状態にして(背骨が上下、下腹は股の底に抜けるように)
股の底を後ろに引っ張りながら胸を遠くに伸ばすようにして起きると
背骨が高く伸びた状態で、座り心地がそれまでと全く違う感覚で感じられる。

この座り方の感覚の違いにとてもびっくりされていた。
このイメージは立っても座っても寝ても、同じである。

10/18㈯クリエィティブダンスシアターの催し
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 うまさきせつこモダンバレエ研究所
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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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