股関節の入れ込みを自分自身で　　　　うまさきせつこのボディコントロール

股関節の入れ込みを自分自身で

昨日は今月２回目のワークショップ。
いつもより、やや人数が多かったので、私がチェックしている間に
グループに分かれて、腰痛ストレッチや股関節の入れ込み、坐骨を動かすことなどを
してもらった。

股関節の入れ込みが難しいようで、これに時間がかかり
ちょっと段取りが狂ってしまって、プログラム通りには行かなかったが
今までしたことの復習をグループでしてもらうと
それに対する質問もどんどん飛び交い、これはこれで
充分に楽しんで、レッスンして下さったようだ。

自分で出来る人もいるが、人にしてあげるのは当然難しい。
それでも、人に促すことが上手な人もいる。
春ごろには、「子供の頃から体が硬すぎて！」と言われていた方が
とても上手に人をサポートしておられる。
そういう人ほど、「なぜうまくいかないか」自分の経験でよくわかっていて
自分ならどうしてほしいかを人にも伝えられるのかもしれない。

写真は今回初めていらした方が股関節の入れ込みで開脚している。
この入れ込みの意識ができると、体幹の底の感覚がわかるようになり
いろんなことがらくになるのを私自身が経験している。



こちらは、股関節を入れ込んで、
上半身と下半身を分ける感覚を覚えもらっている。
これはなかなかスムーズだった。

椅子に座るのは楽でも、同じ姿勢でいったん座ったところから立ち上がろうとすると
「立つ」ことに意識が行き、立つときと座る時を同じ状態で、立ち上がることができないが
椅子に座るぎりぎりで、座らないで立つ、またきりぎりで座らない、
を繰り返していくと、しっかり坐った後でも、前に体を折ったりしないで
容易に座っている状態と同じように立ち上がることができる。

しかし、遠方から来られることの多いこのワークショップは
とてもよく勉強して下さっている方も多く、私のいついつのコラムの画像の赤い線が・・
とかを示して、質問下さる方もあって、「得よう」とするエネルギーの大きさ
向上心の高さが感じられ、なおかつ、笑いのツボを逃さず、笑って
楽しみながら、レッスンして下さるのが嬉しかった。
帰られる時の笑顔を見ると、また勇気をいただく。

※六甲アイランド教室、火曜日のお稽古場所が今月より変わりました。
六甲ｱｲﾗﾝﾄﾞ教室、火曜日のお稽古場所変わりました。
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