腰に負担をかけず背骨の動きを出す　　うまさきせつこのボディコントロール

腰に負担をかけず背骨の動きを出

たくさん反ろうとして、無意識に腰を前に押してしまい
べろんとした感じで、肋骨も開いたまま反っている柔らかい体の人、
また固くてきついのを無理に反らそうとして
首だけが上を向いていたり、腰や背中が悲鳴を上げている人もみかけます。

背骨は前にガンガン押されて、楽にしなるようにはなっていません。
背骨の自然なカーブを利用して、
ひとつひとつを送るようにして、無理なく可動範囲を広げて行きましょう。

立った状態で、全身を使って、こういう動きをしてもらうこともあるのですが
途中でお尻がぽこっと出てしまい、背中にテンションがかかってしまったり
（そういう時、背中にはたくさんお肉があまり、皺がよります）
と言うことが多いので、ここでは
距離を短くして、座った状態でやってもらいました。

腰椎を丸くしてみて、その感覚を持ったまま
胸椎からひとつずつ、流れを送っていくように意識して動きを出してみます。
丸くしていた腰椎も、流れがつながったまま、丸いままではなく自然に動きが出ます。
ある程度の所まできたら
肩甲骨も後ろから前にくぐって繰り出すようなイメージで使っていきます。
肩口は前から後ろ（背中側）に回し下げます。
肩甲骨の回し下げ方、肘の引っ張り方

初めは小さな動きでも、徐々につながりの感覚が感じられるようになっていきます。

個人的なイメージなのですが、これをやっていたら
「さては、南京玉す～だれ！」
玉すだれの竹がしなるのを思い出しました。

※六甲アイランド教室、火曜日のお稽古場所が今月より変わりました。
六甲ｱｲﾗﾝﾄﾞ教室、火曜日のお稽古場所変わりました。
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