股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
股関節の入れ込みの意識があるなしの違い
股関節の中から、脚をすっと抜いてくぐるように
脚を送り出した時には
体幹からつながった流れが途切れずにあって
体全体で、どこか1部分に過剰な力がいっきにかからず
安定している。
家で言えば、大黒柱があって、そこから支柱もあり
均等に傾いたりはしないように作られているが
人の体も同じ。
家と違って、人の体は可動式ですから
動くたびに骨の位置があっちこっちにいくと
体を支えられないし
動かしたいのに、適切に動かず、固まったままであれば
ひどくきつく感じたり、支障をきたす。
この写真では、背骨から股関節、そして脚の骨へと
無理なく動かされて、過剰な力がかからず、すんなりと脚を踏み込むことができている。
こちらは股関節を入れ込む意識をせずに、踏み込んでもらったものだが
脚にもろに体重がかかり
「きつい~!」
同じ条件の体でも、ここでは股関節の入れ込みの意識のあるなしで
負担の在り方が変わってくる。
こういう意識がないままに生活されている時には
きつさを感じても当たり前だったのが
同じ体で、意識して楽になることを覚えると
楽でない使い方には敏感になって
従来よりきつく感じられて、早く修正しようと体が反応してくる。
いったん楽に使える状態を知れば
体も心も楽に使える方に向いていくのが自然です。
※7月のワークショップご案内
7月12日㈯ 10時半~12時半 は残り僅か。
7月18日㈮ 19時半~21時半 募集を締め切りました。
3日間ほどコラムの分だけ、募集を締め切った日を逆にしておりました(~_~;)
18日㈮が締切、12日㈯はまだ募集しております。申し訳ありません。
六甲アイランド、助松の各教室では各稽古日に体験レッスンできます。
教室案内・料金
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うまさきせつこモダンバレエ研究所
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