肩甲骨と脇を意識する、しないの差   うまさきせつこのボディコントロール

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テーマ:ボディコントロール

肩甲骨と脇を意識する、しないの差




腕に持っていかれない肩甲骨
で肩甲骨をとどめて、腕と引き離して腕を自由に使うためには・・
を書いているが、うまく実感できる人も増えてきた。

骨のまわりに筋肉が1つだったら、意識しやすいけれどそうではないので
出だしはうまく動き始めても、途中で順の送り出すところが、ポンと先に意識が飛んで
要らない力がはいってしまうこともあり、試行錯誤中を重ねる人もいる。

人の体も生活習慣も運動の習慣もそれぞれ異なるから、すんなりいく人もいかない人もいる。
焦らないでやってほしい。
どんな使い方もその感覚が実感できるまで、個人差がある。
AさんがすぐにできることをBさんは何倍もかかることがあるし
逆にBさんがすぐできることをAさんはなかなかできないことがある。
私なんぞ、幼児だった子供が中高生になるまでかかってできたこともある。

私がさんざん時間がかかってようやくできたことを
スルスル短い期間でできる皆さんを見ると嬉しいけれど
あら~みなさんすぐできるのね~と
複雑な時もありますのよ。

さて本題。
服を着ている方がわかりやすいこともある。
肩甲骨と脇が同じラインのままはがれ、留め置かれて使われると
こういうドレープができる。
幅広く安定した肩甲骨、脇から出ているのでこのドレープになる。
渦巻きのように後ろ側から前に同じ方向に向かっている。



ところが腕に持っていかれて肩甲骨だけが留め置かれると
肩口に変な皺ができている。
流れが分離しているのだ。
腕の奥は肩甲骨と同じラインになく
肩甲骨もすぐ上に上がってくる。

体に責任はなく、持ち主の在り様に従っているだけ、と以前も書いたが
服もそれ自体にに責任はない。
着る人の体の使い方でかっこよくもかっこ悪くもなる。
正直に持ち主の体の在り様を示しているだけである。

じっくりゆったり自分の体と付き合っていきましょう。
時間をかけたからこそ、染み着くことも多くある。

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うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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