重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
固いハムストリングス触ってうながす
「ハムストリングスが固くて伸びない」
これでお悩みの方は多いですね。
腿、膝が痛くないように踏み込む
以前に書いたコラムですが、ここでは片膝を立てた状態で
坐骨~膝を長く伸ばすことを意識してもらい
意識するのとしないでは、長さが全く違い、痛くなく伸ばせています。
それでも、そこからさらに膝を伸ばすと痛かったり、張りがきつかったり
膝とつま先が微妙にねじれていたり、と思うように行かない場合も
あきらめることはありません。
自分で触って確かめてみましょう。
片膝を立てた状態でも、開脚した状態でも構いませんので
腿の裏を触ってみて下さい。
固くなっている部分があるはずです。
その部分が伸びない方向に向いて力がかかっていることが多いと思います。
大抵は床方向に力がかかっています。
それをじぶんで触って、「生えている方向」に流すようにゆっくり触って促して下さい。
徐々にその固まりが柔らかくほぐれて、本来の伸びる方向へ伸びてくれます。
「触るだけで本当にそうなるの?」と思われるでしょうが
本来伸びる方向に、自然にゆっくり伸びて行くように教える、と言うことです。
体は持ち主の在り様に従っているだけで
体自体が悪さをしている訳ではありません。
長く伸びない方向で伸ばそうとしてきた脚は、そのやり方に慣れているので
感覚がつかめないだけです。
持ち主と同じく、「こっち!」と思い込んでいるのです。
楽に自然に伸びる方向を教えてあげてください。
この方は、開脚すると膝と床の間の隙間が結構できていました。
膝とつま先の方向にもねじれがありました。
まだ膝下の方が腿より外に向き、完全に同じ方向ではありませんが
触ってゆっくり促すと、ここまで伸びて行きました。
これから、ご自分でもされていくと思いますので
更に長くねじれのない状態をコントロールできるようになっていかれると思います。
※6月のワークショップご案内
6月13日㈮、6月28日㈯共、募集を締め切りました。
7月のワークショップは来週お知らせし、お申し込みを受付させて頂く予定です。
六甲アイランド、助松の各教室では各稽古日に体験レッスンできます。
教室案内・料金
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