重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
背骨を自由にする
背骨は1本の骨でイメージしている人も多いかもしれないが
24の椎からなっている。
単にまっすぐ伸ばすだけでは、しなやかに使うことができない。
以前は背中が固く、脚の可動でかなりの部分を補っていた私も
決して柔らかいとは言えないが
自分なりに背骨をひとつずつ意識して動かせるようになった。
そうなると、背骨からつながって楽に動いてくれる手足が
なんと滑らかに無理なく使えることかと
目から鱗の思いになる。
うちの研究生のCちゃんは体がよく効く人で
脚もよく上がる人でありながら、硬質な感じがしていたが
背骨からの流れを使うのを指導すると
滑らかに空中にある時間が長くなった。
もちろんそれまでに背骨の感覚をイメージできるようになっているからである。
まず肩甲骨をはがすことから始めて、位置の認識、腕へのつながり
肩甲骨の位置が決まって、離せたところから胸椎、腰椎、坐骨、脚への流れを
イメージできて・・という経緯で、自分の場合はつながってきたように思う。
以前、とても滑らかに背骨を使うダンサーに背中を触らせてもらったことがあるが
筋肉は柔らかくて、ぷよっとした感じで背骨に触れられるのに驚いたが
盛り上がった筋肉に埋まって、背骨は丸くしなければ触れられなかった私の背中も
今はそんなふうになっている。
写真で丸くなっている背中は肩甲骨の位置ははっきりしているが
無理な力はない。
腿に力も入ることなく流れがある。
そして「触る」ということも大切なことである。
見るだけ、真似るだけでは感じられない感覚が
触れられるとイメージできるのである。
人が手の温もりで伝えるメッセージは何よりわかりやすい。
今日は今月1回目のワークショップ。
新しく来られる方もあるし、継続して来て下さっている方の変化も楽しみである。
※5月のワークショップご案内
5月16日㈮、5月24日㈯も募集を締め切りました。
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うまさきせつこモダンバレエ研究所
せつこのゆったり自分コントロール