開脚から痛みなく脚を回す意識付け
いらない力を抜いて人とつながる
先日10日の「CRoss in the space」のパフォーマンスの後の
折田克子先生のワークショップには、うちでレッスンを受けておられる方たちも
参加しておられましたが
いつも一緒にレッスンする人たちとは違う人たちと接して
感じられることも多かったようです。
相手と手をつないで引き合うということもしたのですが
その時に腕の力で引っ張る方が多い、と言うのを感じられたようだったので
おさらいをしてみました。
先日のワークショップでは、このように下まで座っていくことはしませんでしたが
自分の方に引き寄せようとしたり、自力で座ろうとすると
要らない力を使ってしまい、腕はガチガチ、太ももはパンパンになってしまいます。
相手の体を感じてつながる感覚が必要になってきます。
私はよく、「私の背中を感じて」とか「肩甲骨を感じてみて」と言うのですが
そうすると、お相手の強い力がスッと抜けて
お相手と自分が一つの体のようにつながっていくのを感じます。
相対するのでなく「つながる」
こうやって低くなって座っていくのも、双方が相手の力を感じて
自分の体の中心を合わせて行くから無駄な力を使わずにできることで
知らず知らず、つながりのない自力でやろうとすると
相手も違和感を感じています。
体だけでなく、心にも同じことが言えますね。
相手を感じることなく、自分だけの意識であると、何も入って行かないし生まれない。
相手が子供や赤ちゃんでも、相手を感じていないと「異物」になってしまいます。
相手の体も自分の体の一部のように意識してしまえば軽く感じますが
自分の力だけで抱えようとするととても重いし、相手も合わせてはくれないのです。
これをやると、自分自身の体の力の流れも感じることができます。
この意識を使ってのひとりの体。
ひとりでも複数でも、体のつながりは同じ。
腕や脚の力で引っ張るのではありません。
自分の体の芯を合わせる。
相手と離れても、体幹からの流れは同じ。
ひとりでも2人でも過分な力が必要ないのです。
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