股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
赤ちゃんを楽に抱く
先日、可愛い赤ちゃんを抱かせてもらう機会がありました。
「〇〇ちゃん!」とフルネームで呼ぶと
ものすごくいい顔で、手を挙げてくれるんです。
めちゃくちゃ可愛い♡
でも、お母さんの体の負担は並大抵ではありません。
この赤ちゃんは7~8キロと言うことでしたが
長く抱いていると大変だなと思いました。
お母さんは腱鞘炎になられているとのこと。
この赤ちゃんは私の生徒さんのお孫さんでした。
生徒さんのお家にお呼ばれしたのですが
気付いたことがあります。
おばあちゃんである生徒さんが抱く時には
赤ちゃんと一体になっています。
お母さんの方はそれは大切に抱いておられて
ひとつに見えるのですが、
よく見れば、赤ちゃんとお母さんの体に分かれているのです。
ひとつに自分自身の体を意識して立てているか、ということがあります。
おばあちゃんは、自分の体を常に意識してこられた方なので
ご自分自身の軸があります。
赤ちゃんを抱かれても、腰が反ったりはしません。
軸が微動だにしていないのです。
肩甲骨も下りているし、肘を下に引っ張り、
肘から下はブランコの椅子のように支えておられるので
非常に安定しています。
ベビーカーに乗せるにも、自分の体をベビーカーに添わせるように
腕を持っていくのでなく、自分の体本体を近づけておられました。
自然に体が楽に使えるように動いているのです。
お母さまに重心のとり方をアドバイスするときれいに立たれました。
腕に負担をかけずに抱けるようになるには
まず自分自身の体が意識できなくては難しいと思いました。
でも、おばあちゃんが上手に教えて行かれるでしょう。
また7つ違いの小学生のお姉ちゃんが
妹を実に上手に抱くのにびっくりしました。
もちろん大人のような抱き方ではありませんが
体を添わせて、小さな体でも負担が少ないように抱いています。
朝ドラの農家の女の子が子供を背負いながら、家事をするのも
そういえば、体がぶれないでしているね、と話題になりました。
子供は自然体で、自分の体と一体化させることを知っているのかも知れません。
※5月のワークショップご案内
5月16日金曜日のワークショップは募集を締め切りました。
5月24日㈯はまだ募集しております。
※お知らせ5月10日㈯
「Cross in the space 観る 語る 踊る]
折田 克子によるワークショップとクリエイティブダンスシアターによるパフォーマンス。
(私も踊ります)
↓「うまさきせつこのボディコントロール」の詳細はここから
アングルデザイン 本田恵子さんの作ったわかりやすいホームページ
うまさきせつこモダンバレエ研究所HP
せつこのゆったり自分コントロール