重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
肩甲骨をはがしてつながる腕はすんなり
先週は、肩甲骨をはがした状態をキープしながら
どうつなげていくか、いろいろやってみたのですが
腕を使う、脚につなげる、背中の力を抜く・・etc
今までより、うんと楽に使えるのが楽しく
みんなで、随分遊んでしまいました。
この彼女は肩や腕に力が入るのが
なかなか抜けなかったのですが
これで、スコンと腑に落ちました。
腕が長く本当に楽に使えるので
無理がありません。
こういう使い方はバレエやダンスに限ったことではありません。
たまたま腕を横に開いてはいるけれども
野球でボールを投げるのも、テニスでボールを打つのも
この肩甲骨をはがした状態で腕がつながっていれば
楽でありながら、体幹からの大きな力を出すことができます。
武道などでも同じではないでしょうか。
中心からの力の流れが滞らないで、スムーズに出せる
風通しのよい体であれば、日常生活は快適ですし
ダンスやスポーツでもクオリティの高いパフォーマンスが期待できるのです。
これもずっと彼女自身が試行錯誤して
あれこれ考えてきたからこそ
ひとつのヒントではまるのです。
言われたことをするだけでも、ある程度のことはできますが
自分自身で考えているから、その浸透度は加速するのです。
自分で考え続け、それができるようになった喜びは例えようがありません。
まず言われたことを繰り返しやってみる。
時間がかかっても
それが馴染んでくる頃には自分なりの感覚も生まれてきます。
今までになかった「新しい感覚」が芽生えることによって
更に自分の体の変化の速度は上がってきます。
自分の体と対話できることほど、面白いことはありません。
自分の体でありながら、思うようにならなかった体も
あるがままをまず認め、どこがどうなっているのか、どうすればよくなるか
自分の体と付き合っていけば、少しずつ自分の思う形に近づいていきます。
※5月のワークショップご案内
5月16日金曜日のワークショップは募集を締め切りました。
5月24日㈯はまだ募集しております。
※お知らせ5月10日㈯
「Cross in the space 観る 語る 踊る]
折田 克子によるワークショップとクリエイティブダンスシアターによるパフォーマンス。
(私も踊ります)
↓「うまさきせつこのボディコントロール」の詳細はここから
うまさきせつこモダンバレエ研究所
せつこのゆったり自分コントロール