坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
固い背骨の可動域を広げるストレッチ
「背中を反らす」と考えると、グイグイ背骨を後ろから前に押される感じで
痛いですね。
自称「背中固い」人には苦手意識が付いて回ります。
針金を両端から、ぐいっと曲げようとすると、ある程度は丸くなりますが
あまりやりすぎると、鋭角的に折れます。
針金の気持ちになれば、「やめて~!!」ですよね。
針金の友達はいないので聞けませんが(笑)
背骨は1本の棒でなく、いくつもの椎になっていますから
これをひとつずつ動かすことを意識していきましょう。
胸の前あたりからひとつずつ繰り出すようにして、背骨を送っていき
それに促されて、肩甲骨も繰り出し、今度は初めに胸の前から繰り出した背骨を
そのままにお腹側から下腹、恥骨、坐骨まで。
裏側で言えば、背中のひとつずつをお尻側に送っていきます。
初めはイメージがつかみにくいかもしれませんが
胸が繰り出せれば、お腹側も徐々にイメージできてきます。
体のコントロールは、体とのお付き合い。
人間どうしだって、初めはよくわからないし、つかみにくい。
でも付き合ううちに気心が知れてきますよね。
体だって同じです。
ましてや、自分の体です。
「夜遅いから」「今いいかしら」と
遠慮もいりません。
いつでも親しくなれるのが自分の体。
でも、知ろうとしなければ、他人より遠い。
自分を本当に知っているのは自分であるはず。
自分の内側に心を向ければ、少しずつ応えてくれるのが
自分の体です。
この連休は「背骨さん」と仲良くなって下さいませ。
この「背骨さん」は石部金吉さんが多く、無愛想で取っつき悪いのですが
仲良くすると意外に気がよく、不器用なりに少しずつ耳を傾けてくれます。
※5月のワークショップご案内
5月16日金曜日のワークショップは募集を締め切りました。
5月24日㈯はまだ募集しております。
※お知らせ5月10日㈯
「Cross in the space 観る 語る 踊る]
折田 克子によるワークショップとクリエイティブダンスシアターによるパフォーマンス。
(私も踊ります)
↓「うまさきせつこのボディコントロール」の詳細はここから
アングルデザイン 本田恵子さんの作ったわかりやすいホームページ
うまさきせつこモダンバレエ研究所HP
せつこのゆったり自分コントロール