坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
体育座りの時のお腹と背中
恥骨と坐骨を意識して床に向け、床への接地面を大きくして座れても
そこにつながるお腹や背中が伸ばされ続けなければ
またお尻はズルズル戻ってしまい、腰の丸い状態になってしまいます。
どこかひとつの部分だけ突出してがんばっても、うまくいかないんです。
あくまで全身のつながりなんですね。
この動画では背骨をしなやかに繰り出すように使い、
下腹も坐骨や恥骨を引っ張っている方向に伸ばして
引っ張っています。
「そうなると背中は反ってるんじゃないの?」
と思われるかも知れませんが、大きく弧を描いて
背骨をまっすぐに戻すと、反った状態でなく
良く伸びた状態で、背骨から脚までつながって引っ張り合った形になります。
お腹や背中が伸びないのはほとんどが、部分で伸ばそうとしているからです。
背骨から、と言うのは誘導すれば感じ取りやすいのですが
全く初めてだと、少しイメージしにくいかもしれません。
筋肉が・・と言うより、骨がひとつひとつ動いていくようなイメージを
想像してみましょう。
竹ひごを矯めて、しならせるような感じです。
初めはがんばってる感満載!かも知れませんが
意識して使っていくことで、体の感覚は少しずつ繊細に
より自然に楽に使えます。
多くの線が描かれた素描も、少しずつ確かな輪郭を描いていくように
体も洗練されていきます。
体育座りが美しくできると、大抵の一般的な動作は辛くなくできますよ。
※「5月のワークショップのご案内」http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/seminar/2716/
(4月から2日のうち1日を土曜日に設定しました。)
4月のワークショップは両日ともに募集を締め切りました。
※「Cross in the space 観る 語る 踊る 遊ぶ」
折田 克子によるワークショップとクリエイティブダンスシアターによるパフォーマンス。
(私も踊ります)http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/service1
↓「うまさきせつこのボディコントロール」の詳細はここから
うまさきせつこモダンバレエ研究所
せつこのゆったり自分コントロール