股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
体の力を抜くと言うこと
体に力を入れて寝てしまい
翌日目覚めても、疲れが取れないまま
よけいにきつい状態のまま、という方が多い。
私も昔はそうだったので、その辛さはわかる。
体中が固まったようになり、脚をベッドから下す
その足の裏も痛かったり
腰が痛い時には、ソックスをはく動作さえ辛い。
床にあるものを取るのも、固まっている時には
2番プリエで腰が折れないようにして取っていたこともある。
今はそういう状態から解放されて久しい。
体に力が入っていると呼吸も浅い。
眠りも浅くなる。
具合が悪い時は尚更。
深呼吸もしたい。
この呼吸がしっかりできるだけでも、
ちょっとした腹痛などは楽になってしまう。
昔、子供がレッスン中に
「お腹が痛い」と言ってくることがあったが
「ゆっくり息をしようか」と
お腹を優しく包み込むように10分くらい撫でてあげるだけで
「もう痛くない^^」と
レッスンに戻れるのが常だった。
呼吸をしっかり深くすることや
固くなっているところを、伸びる方向に
優しくさすっていくだけでも、体のいらない力は抜けてくる。
レッスンでは2人一組で、体の中心が意識ができるように
お互いに触れてもらうこともするが
あちこち歪んでいたり、力が入っているのが抜けて
それだけで、センターが感じられていくことも多い。
人の手で誘導されるだけで、自分の意識が知らず知らず
自然で楽なところに戻っていこうとする。
もちろん、これだけで体が整っていく訳ではない。
人の手で促されたことを自分自身で理解し、認識し
意識していく必要がある。
抜きたい部分を強く思うのではなく
全体の力の流れをイメージしていくことで
自然に無駄な力は抜けやすくなってくる。
自分が長く「こうだ」と思っている認識と
実際に体に表れている状態とは違っていることが多々あり
自然なこととは遠ざかっていることもある。
人は固定観念にとらわれやすい。
人の目、人の手に促されて気づくことはたくさんある。
肩を回し下げて、肩甲骨を下す。
それだけでもかなり楽になるが、全体の力の抜きかたを
よりわかりやすく後日説明できるようにしたいと思っている。
※「5月のワークショップのご案内」http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/seminar/2716/
(4月から2日のうち1日を土曜日に設定しました。)
4月のワークショップは両日ともに募集を締め切りました。
※「Cross in the space 観る 語る 踊る 遊ぶ」
折田 克子によるワークショップとクリエイティブダンスシアターによるパフォーマンス。
(私も踊ります)http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/service1
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うまさきせつこモダンバレエ研究所
せつこのゆったり自分コントロール