開脚から痛みなく脚を回す意識付け
お腹の力を抜く
先日、真面目に体のつながりを考えるあまり
部分に力が入ってしまう方がいて
お腹や背中が固くなっていました。
誘導して「抜けたかな?」と思うと、また力が入ってしまうのを見た別の生徒さんが
「お腹を一度膨らませて見て」
と、アドバイスしていました。
おお!そうそう。
それ、わかりやすい!
呼吸による体の意識がよくわかるので、
すーっと無駄な力が抜けていきました。
息を大きく吸うと、筋肉は収縮しますが
吐く時に弛緩します。
お腹を膨らませるのはいったん緊張させるということ。
その後、息が抜けると、その落差でお腹の力を抜くイメージがわかります。
「力を抜く」と言うと、ぐにゃぐにゃで全身どこも抜けているイメージですが
そうではなく
「体を最小限の力で細く長くつながっている状態にする」
と言うことです。
無駄な力や無理な押し付けのないシンプルなつながりのある体であれば
鋭敏に体の意思がつながっていきます。
自然界に生きる動物を見れば
あの草原を走るピューマやチータは、無駄な力のない見事な体のこなしです。
誰に教えられた訳でもない、自然の理にかなった動きです。
「無駄な力を抜いてつながる」は本来の自然な体の持っているところに戻し
そこから可動範囲の大きい、思うようにコントロールできる体を作っていくために
必要なことです。
「深呼吸でリラックス」http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/column/35291/
もご参考に。
踊る時にはお腹を膨らましては困るのですけど
体の力が抜けてつながる意識付けにはいいと思います。
※「4月のワークショップのご案内」http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/seminar/2693/
(4月から2日のうち1日を土曜日に設定しました。)
4/11㈮のワークショップは募集を締め切りました。
4/19㈯のワークショップのお受入れ残り1名となりました。
※「Cross in the space 観る 語る 踊る 遊ぶ」
折田 克子によるワークショップとクリエイティブダンスシアターによるパフォーマンス。
(私も踊ります)http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/service1
↓「うまさきせつこのボディコントロール」の詳細はここから
うまさきせつこモダンバレエ研究所
せつこのゆったり自分コントロール