肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
膝を付いてからひとつの重心で楽に立ち上がる
昨日、一昨日と
「膝をついた時痛くない重心」http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/column/43205/
「膝をついた時痛くない重心2」http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/column/43228/
をupしていますが、
昨日のレッスンである生徒さんと話していた時
家では座っているところから、大きく上体を前に倒し、そこから手をついて
腰を上げてから立ち上がる、と聞いて
「ええっ!それおじいちゃんですやん!」
衝撃!・・・・
おばさんでなく、おばあちゃんでなく、おじいちゃんですよ~(~_~;)
膝が痛かったり、背中が伸びなかったり
痛いところがあると、そうなのかもしれないと思いました。
でも、その生徒さんは痛くないやろっ!ですし
痛ければ余計に負担をかけないやり方を覚えてもらいたいし
痛くなくても負担を長くかけ続けていれば痛くもなります。
ということで、しっかりやっていただきました。
この動画のように膝立ちしてから前に脚を出して立ち上がる時
前の脚に上から体重をかけて立ち上がると膝や腿が痛くなりますし
前の脚と後ろの脚、2つの重心でたちあがろうとすると、よろけます。
前の脚をついたら、前足の土踏まずの上に体を持っていくつもりで
背骨~坐骨を後ろの足をすくい上げるように移動させます。
ひとつの重心にすればよろけません。
正座から立ち上がる時は背骨から坐骨を上に引っ張り、
脚の力だけで立ち上がらないようにします。
更にこの引っ張りがあるままで、もう一度正座すると
とても楽に座れます。
かかとより遠くにお尻をおくのがポイントです。
坐骨~膝がしっかり伸ばされていると楽です。
椅子に座っていても同様です。
こういう動作は日常生活の中で頻繁にあります。
この日常生活の中で、どれだけ意識ができるかで
近い将来はもちろん、遠い将来の健康のクオリティも
生活自体も差ができます。
毎日、大変なトレーニング!ではなく
何気ない当たり前のことを気を付けて意識することが
自分のトレーニングになります。
意識しないで体が小さな悲鳴を上げているのに気づかず
年月を過ごしていくと、後で大きなツケをはらうことになります。
毎日の少しずつの意識はどこでも誰でも時間に関係なくでき
しかもタダです。
20代のおばあさんより、40代50代60代でも
躍動感にあふれたマダムの方が素敵だと私は思いますが。
きちんと使えるのは美しい。
美意識が機能美を育てます。
※「4月のワークショップのご案内」http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/seminar/2693/
(4月から2日のうち1日を土曜日に設定しました。)
3/27㈮、4/11㈮のワークショップは募集を締め切りました。
4/19㈯のワークショップはまだ余裕がございます。
※「Cross in the space 観る 語る 踊る 遊ぶ」
折田 克子によるワークショップとクリエイティブダンスシアターによるパフォーマンス。
(私も踊ります)http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/service1
↓「うまさきせつこのボディコントロール」の詳細はここから
うまさきせつこモダンバレエ研究所
せつこのゆったり自分コントロール