激励と叱咤の間
あきらめない
昨日の夜、先週ワークショップを受けられた方から
メールをいただいた。
長くダンスをやっている方だが
とても喜んで下さっている。
(いただいたメールから)
楽しかったので、感想だけでもお伝えしようと思います。
筋肉の再教育といえば「鍛える」方法に走りがちですが、
「言って聞かせる」「なでて教える?」という感じで
体が言うことをきいてくれるのには驚きました。
また、久しぶりに開脚前屈ができて密かに感動しています。
少し前まで何も考えずにできていたのに、
寒い時に一度痛い思いをしてからできなくなり・・・
「今までできていたのだから、練習していたらいつかできるはずだ」
→「練習してもできないということはもうできなくなったのでは」
と考えはじめていたからです。
金曜に先生がちらっとおっしゃったように、
年をとってできなくなることが他にも出てきた時、
やみくもに動かそうとしたりあきらめたりしてはいけないな・・
と勉強になりました。
勉強といえば、開脚前屈の際の「力を逃がして」云々という話で、
高校の時の物理の授業を思い出しました。
(といっても、難しかった、という意味ではありません、物理大好きだったので)
また、4/19に参加したいと思います。
長く体を動かしている人なら
周りの人たちには
「長くやってるんだから、体の動きで困ることはないだろう。」
思われがちだし
自分自身も「できていたことは同じやりかたでできるはず」
という思いが強い。
ずっとしていたことができなくなったときには
以前とは自分の体の状態が変化しているということだ。
年齢的なこと・・と考えると
「年なんだから仕方がない」と考えがちだが
年だろうが、若かろうが、体はプラスにもマイナスにも変化する。
特に30代過ぎると、その思いが始まり、40代50代で
「仕方ない」とあきらめてしまいがちだ。
年齢は誰だって重ねる。
「全く以前と同じ」はない。
「老化」でなくても「変化」する。
何がどう変化しているのか、どうすれば違うアプローチで
自分の体をよくできるか考えたい。
みなさんの取り組み方を見ていると
「大人の経験値はすごい!」
の思いが湧いてくる。
集中力と自分自身への置き換え方が素晴らしいのだ。
それぞれ違っても、自分の経験値で自分に伝える方法を
ご存じである。
大人が実感し、納得された時の笑顔は
掛け値なしのホンモノの笑顔。
体の底から笑っているのである。
こちらもぐっと来る。
※「4月のワークショップのご案内」http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/seminar/2693/
(4月から2日のうち1日を土曜日に設定しました。)
3/27㈮のワークショップは募集を締め切りました。
※「Cross in the space 観る 語る 踊る 遊ぶ」
折田 克子によるワークショップとクリエイティブダンスシアターによるパフォーマンス。
(私も踊ります)http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/service1
↓「うまさきせつこのボディコントロール」の詳細はここから
うまさきせつこモダンバレエ研究所
せつこのゆったり自分コントロール