坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
隙間の空く脚をまっすぐに
先日
「膝下に隙間のないまっすぐな脚にしたい」
http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/column/42803/
を写真で紹介しましたが
今日はどんなふうにするかを動画でupしてみました。
膝まではまっすぐに脚を伸ばし、ピッタリつけられていても
膝から下はねじれて、外に湾曲して開いてしまっている人は多いものです。
胴体が重くど~んと載っている、というのもありますが
バレエなどをしている人で、体を一生懸命引き上げても
こうなっている人はたくさんいます。
坐骨からかかとまで意識してつなぐことは以前にもお話ししていますが
参考記事:「体幹からつながるルルベ~床が押し返す力」
http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/column/40780/
この参考記事の動画でも、かなり意識しているものの少し脚はねじれています。
坐骨からまっすぐ太腿の裏のど真ん中を通って
膝裏のど真ん中、ふくらはぎのどまんなか、足首、かかとと
外側に近い所でなく、ろうそくの芯をたどっていくように
かかとまでのつながりをイメージして伸ばしていくと
脚は徐々にまっすぐに伸びる感覚をつかんでいきます。
ここでは体の意識ができる人が触っていますが
自分一人でする時も
立って坐骨を触り脚を伸ばしたまま、脚のど真ん中を下へ指で道を作るように触っていくのも
いいとおもいます。
脚を伸ばしたままが難しい人は体育座りで、あるいは椅子に座って
坐骨と膝は引っ張れる状態で触っていくのもいいです。
この意識はハムストリングスを伸ばしていくにも役立ちます。
伸びにくい所を伸ばすのは力任せではできません。
伸びる方向に伸ばしていくのです。
坐骨から膝裏までを触り、盛り上がっていたり、強い張りを感じる時は
その部分に力がたまって流れていないということです。
脚は体幹から床に向かって生えているもの。
流れの方向に添って伸ばしてやらなければ伸びて行きません。
まっすぐ立って背中側の方向にいくら押しても
伸びてはくれません。
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http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/seminar/2663/
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