重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
体幹からつながる滑らかな首、背中、腕
お稽古の時、きれいに伸びているなあと思った。
体を内観しながら使っておられるのが見えた。
こういう何気なく見えることは
自分の体をみつめることを習慣化されていることから
身に付いてくる。
いっぺんに線を引くと、何が何かわからなくなるから
分けて矢印を書いてみると
この写真では、前側から後ろ側に肩甲骨を軽く回し下げている。
肩口も同様。
脇も広げつつ、肩甲骨と同じラインに腕がつながり使い始めるところに
寄せられているから、肘を下に引っ張ることができる。
肩甲骨と肘を連動させるためには、肘がしっかり引っ張れないと
すぐに肩が上がり、体幹とのつながりはなくなってしまう。
肩甲骨~肘、坐骨~膝。
大切でないところなんてないが
体幹につながる一番近い場所をつながるように使っていくのは
やはり大事である。
肩甲骨は軽く繰り出されているが
このピンクのライン、背骨の前側をしならせるようにして
それに肩甲骨の小さな繰り出しが導き出されるように動いている。
この繰り出しは、この前の写真の肩甲骨を回し下げるのと
循環するようにつながっていく。
内側の自然な力の流れが、何気ない動きの中で展開されている。
更に言えば、下腹は床方向にやはり体の中で上に伸びるのと引き合うように
使われている。
いいなあと思った。
この方が肩こり、腰痛持ちの人だったなんて
今は誰も信じない。
今日のワークショップにも、肩こりや腰痛に悩む人、体の可動域を広げたい方たちが来られる。
自分の体を知ること、自然で本来動くはずの自分の体を
一緒に探していきたいと思う。
※「うまさきせつこのボディコントロール・ワークショップ 3月のご案内」
http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/seminar/2663/
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うまさきせつこモダンバレエ研究所
せつこのゆったり自分コントロール