腿に力を入れずに膝を立てる   うまさきせつこのボディコントロール

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テーマ:ボディコントロール

腿に力を入れずに膝を立てる



太腿に力を入れて膝を折ろうとすると
腿がパンパンになります。
前側も裏側も盛り上がり、
体幹の力も助けてくれません。
股関節も折りこむことが難しいですし
脚もどんどん太くなり、痛かったり、膝を伸ばす時にも
伸びてるんだか伸びてないんだかわからない脚、
表現は悪いですが、腸詰ウインナーみたいな脚になります。

ここでは寝た状態で行っていますが
長方形の箱を寝かせたと考えてみて下さい。(箱が胴体)
脚が出るところの面は、底ができますね?
この動画ではもう少し脚の付け根を脚側に送るようにして
付け根の位置を下げてもらうと、
股関節の中から脚が出ている状態になり
更にいい状態になります。

この体幹の底側を押す感覚は、動画でご説明しているように
いったん軽く背中を浮かしてみるとイメージできます。
でそのイメージのまま、もう一度背中をつけて
体幹の底を脚方向に押しながら(下腹を脚方向に伸ばす)
坐骨から膝を遠くに送りながら、足の裏を踏むようにすると
腿に無駄な力が入らない状態で、脚が使えます。

(参考)「前腿に力を入れずに膝を伸ばす」
http://ameblo.jp/setsuko-nightmere/entry-11538218530.html
椅子に脚をかけて、踏み込みのも、膝を伸ばすのも、
腿に力を入れずにできています。
脚ではなく、体幹の意識なんですね。
坐骨から膝は縮めて使わずに伸ばして使う。

これは体育座りでも同じですし
(参考)「骨盤の中に脚を納めて楽な体育座りから禅骨(W.Sで)」
http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/column/42169/
立った状態で足を伸ばす、上げるなどでも坐骨から膝の意識があれば
腿に無駄な力を入れずに伸ばしたり、深く膝を折ったりが可能です。
腿に力が入ってしまうと、そこで力の流れがせきとめられて
展開が難しくなります。

この言い回しは何度も使っていますが
坐骨から膝は電車の車両と同じです。
電車の車両は連結されて動きますが
前から押されても、引っ張られても縮んだり、つぶれることなく
そのままのサイズで動いていきます。

体幹から近い所にある、この坐骨から膝つなげて使えれば
そこから下の部分も方向、角度を合わせれば、同じように
すんなり伸びたり、折ったりできます。
この方向、角度があっていないと、きつい状態になりますし
痛めたりすることもあります。
伸びる方向に合わせて伸ばす、折れる方向に合わせて折る、
当たり前のようですが、そのように使っていない人が殆どです。

腿がパンパンになっていたら、痛くてそれ以上のことはできませんよね。
楽にできるから、次につながることができていきます。


※「うまさきせつこのボディコントロール・ワークショップ 3月のご案内」
http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/seminar/2663/

↓「うまさきせつこのボディコントロール」の詳細はここから
  うまさきせつこモダンバレエ研究所 
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専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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