背骨に沿った部分ををきれいにしならせて繰り出す      うまさきせつこのボディコントロール

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テーマ:ボディコントロール

背骨に沿った部分ををきれいにしならせて繰り出す

今朝、何気なくテレビを見ていたら
「きれいな魚の食べ方」というのをやっていた。
焼き魚の背骨に添って、お箸で筋を入れて
そこからはずしていくと、きれいに食べられる。
体の流れに沿うところだから、きれいにはずれるのだろう。
背骨に沿った部分、「まぐろの中落ち」などは美味しいところである。

私はレッスンの時によく
「まぐろで言えば、美味しい中落ちのところをゆっくり伸ばして」
などと言っているが、
この美味しい部分は人間の体でも、美味しく使える。

朝起き抜けに最近はうつ伏せの状態から体を起こしてストレッチしてから起きているが
これだって、背骨に沿った部分を使って伸ばしている。

これは大抵の人は腕の力で起こす。
とてもきついですね。
次は腹筋と背筋で挟むように持ち上げる。
これは起きられるけれど反るのはきつい。
下腹を伸ばし、下げた肩甲骨から肘を使い
肩甲骨の下から背骨を繰り出す。
随分いい具合だが、まだきつさを感じる。

下腹を伸ばし~のプロセスをそのままに
背骨に沿った細く長い所をしならせるように繰り出し送ってみる。
きつさがなく、どんどん送り出せる感覚がある。
それに促されて、まわりも反応していく。
初めに体の中心から遠い部分から動かすと、内側の部分が止まってしまうのだと知る。

カンブレなどでも、肋骨を持ち上げてしまうと上を向くのはきつい。
骨はあるべき位置にとどめて、骨に沿う部分から繰り出す。
これは普段のレッスンやワークショップでもやっているが
大抵の方が「楽です!」とおっしゃる。
ものすごく固い人には、腕の角度が床に対して90度に近くなるところを
骨盤の位置を後ろに下げるようにして、ずずっと伸びてもらい
カーブを長く、滑らかな角度にすると、同じ意識のことを体感できる。

自分の体であっても、未知の部分はたくさんある。
携帯でもスマホでも充分使いこなせないうちに次の機種に交換するが
人間の体は幸か不幸か、そっくり交換することはできないからこそ
試行錯誤して使い方を模索していくことができる。

↓「うまさきせつこのボディコントロール」の詳細はここから
 うまさきせつこモダンバレエ研究所 
 せつこのゆったり自分コントロール

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専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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