股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
まっすぐに立つ
今年のレッスン初日、写真のように2人
パラレル(2本の足先が平行)で向かい合って
手を合わせ、相手の背骨を感じているけれど
押し合わないように意識して、ルルベで立ってもらいました。
体の意識がなく、何気なく立とうとすると
相手を手で押してしまって、
相手の背中が反ってしまったり、自分の体が前のめりになってしまったりします。
肩甲骨を降ろし、体幹に力を集めるように背骨を中心にして
上下に引き合われた太い柱が2本ジョイントでつながれたような感じです。
実際の体は意識して成り立っていますから、自分の中心を感じていない体だと
こんなふうに立つのは難しいです。
双方が自分の体を感じ、相手の力を感じて、微調整をしているからこそ
立てるのです。
久しぶりのレッスンでしたから、自分の体の感覚は
独りよがりになりがちで、バランス悪くなっていても
これでOK!と狂ってしまうこともあるので
「人の体の力を感じる」ということも
自分の体のコントロールを助けてくれるので
お互いの力を感じあってもらいました。
「あ!背中に力入りすぎてる!」
「肘を下に引っ張った方がいいね」
「もっと脚方向に抜いてみる?」
などと、お互いに調節されて、短い時間で
自分の体の中心の感覚を新たにされていました。
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