肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
体の中心に引き寄せる脚
前でも横でも後でも、差し伸べられた脚を
5番に戻す時、見える形通りに脚で戻そうとすると
「ふわ~っ」と戻ってしまい、シャープに戻らないばかりか
内腿に引き寄せられたのではない足先だけの動きになってしまいます。
この動画で、私は脚を結構な力で抑えています。
脚の力で戻そうとしてもプルプルするだけです。
体幹からつながる力で体の内側に引き寄せなければ
戻ることはできません。
呼吸も大事で細くするどく「フッ!」と吐いて
動きと連動させています。
この呼吸がないと体はちぐはぐになります。
タンジュを戻す動きだけでなく
機敏な動き、シャープさを求められる動きには
このするどく息を吐くことが大切になります。
例えば「瓦割り」
あおの何枚もうず高く積み重ねられた瓦を
武道家が一気に割るのも
腕の力がすごいのでなく
この呼吸と共に体幹の力を使っているから
見事に割れるのです。
もちろん積み上げられた鍛錬があってこそですが。
体幹からつながる力で引き寄せると
脚は体幹の中心に近い所から
体幹~内腿~膝~ふくらはぎ~かかと~指と
順番についていくので
この動画で言えば5番も弛まずに安定したポジションになります。
また、脚が長く使えます。
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うまさきせつこモダンバレエ研究所
せつこのゆったり自分コントロール