子供の最初の教師は親
耐える精神力の角度を変えて当たり前の推進力へ
今回のお正月のお休みは結構長く
数年ぶりにのんびりさせてもらいましたが
今日から今年のレッスンをスタートします。
生徒の皆さんからは
「もうガタガタ、ガチガチで、今日のレッスンが怖いような・・
お手柔らかに。」
「今年も昨年学んだことの上にひとつずつ積み重ねて行きたいですが
今日はマイナスからのスタート~。」
などとお訴えが来てました。
お手柔らかに?
そうは行くか!・・嘘です(笑)
今日はじっくり体を戻しましょう。
ご安心を。
17日㈮のワークショップも早くからお申込みいただいて
定員はあとお1人になりました。
23日㈭のワークショップもよろしくお願い致します。
昨年は基本のキを徹底的にやってきましたが
今年はどんどん動きにつなげていこうと思っています。
きれいになった皆さんの体を更に使える体に。
「楽になった!」から「こんなに使える体!」に。
特に運動をしておらず、体の痛みや使いにくさのある人は
「痛いけど仕方ない、これ以上ひどくならないように」と、現状維持を考えますし
ダンサーやアスリートは体を痛めつけたり、「耐える」ことに慣れていて
痛みや辛さに耐えてこそ得られるものがあると思いがちです。
何をするにも精神力がなければ、何かを持続することはできません。
しかし、その精神力は「本来の自然な状態」を継続し
更によい状態、思うように使いこなす方向に使えます。
「耐える」ことは人それぞれ違っていて同じではありませんが
その重みの見方を変えれば「推進力」にできないでしょうか。
見方を変えれば「重み」は軽くなったり消えたりするかも知れません。
消えない重みはとどめないで流れるエネルギーに変えられるかも知れません。
しんどいことの角度を変えて、頭の中も使い方も変えて見たら
面白がったり、笑いながら同じことができるかも知れません。
それも強い精神力でしょう。
「耐える精神力」から見る角度を変えて「当たり前の推進力」へ。」
ある程度の年齢になれば、皆さん多くの荷物を抱えています。
それを抱えながらも、笑いながら当たり前に続けて行くレッスンは
お互いの立場を超えて楽しいものです。
楽しく自分の体と向き合うことができると
重たい荷物は持ち方を変える、キャリーバッグに載せる、宅急便で送る
人に少し持ってもらう、今すぐでなくていい荷物は棚上げ
などと工夫できる発想も生まれてきます。
単に体のために、レッスンするのでなく、
体と向き合い柔軟に考えられる発想の仕方もそれによって
自然に自分の中から起こしておられるのだと思うのです。
心と体はつながっているから、心にいいことも体にいいことも
お互い響きあって、いい方向に向くのだと
レッスンされている皆さんを見ていて、確信するのです。
世界的なアスリートだって悩みます。
でも「耐える」精神力でいれば、それだけの成績も納められず
よいパフォーマンスも出来ません。
耐えるのでなく、自分のために課していくことをどんどん楽しみや喜びに変えて
それを「当たり前の推進力」にしているからこそ
長くいい状態を続けて行けるのです。
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