肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
バッグを持って歩く時、体が傾きませんか
今日はクリスマスイブ。
お気に入りの装いでお出かけ、それとも
大きなプレゼントを抱えて、家路に急ぐ人もいらっしゃるかも知れませんね。
バッグや大きな荷物を持って歩く時、体は傾いていませんか?
結構、肩にかけたバッグを支えようとして反対側に傾く人、
重い荷物側に引っ張られている人、いらっしゃいますよね。
いや、何も持たなくても傾いてる?↘↘↘
先日のワークショップで、体がすっきり伸びてほぐれ、意識できるようになった皆さんに
バッグを持って歩いていただきました。
何も思わないで、肩にバッグをかける、
又は重い荷物を持つと、無意識にバランスを取ろうとして、
体は微妙に調整して傾いたり、歪みます。
遊具のシーソーのように、重い方へ傾いたり、傾くまいと反対側にバランスを取ったりします。
この男性は2時間のレッスンのうちに、背骨を上下に引っ張る意識と
肩甲骨を回し下げて、あるべき位置にとどめる意識
坐骨とかかとをつないで送り出すことも覚えて下さいました。
通勤の時にはバッグを持って歩くことは必ずされることですから
どんな意識で歩くか、やっていただきました。
体を荷物に任せるのではなく
上下に引っ張られたしっかりした背骨が、そのまま前に進むイメージで
中心に集められた力が密度高く、背骨をよりサポートして
荷物の重みに左右されずに歩けるようになりました。
体に添うような形で持つ、又は体のラインから飛び出さない形で持つことが
体には自然です。
肘にかけるトートバッグを持ち上げるように持っている方もみかけますが
肩甲骨をおろし、肘をできるだけ長くして持つ
(脇~肘が縮んでいる人が多いです)
肩にかけたら底の部分を支えて持つのも、重みを感じにくい持ち方です。
斜め掛けなら、ベルト部分がなるべく細くないもの、反対側の腰に添う形で。
ビジネスバッグなら、腕を床方向に伸ばした状態で
(肩甲骨を下げ、腕は脇から伸ばす)
どの場合も反対側も同じ重さのバッグがあるイメージで。
男女の別なく、手ぶらで歩くことは少なく、何らかの荷物を持つことが多いもの。
毎日のことですから、自分の中心で荷物を体の一部のようにコントロールするか
荷物に振り回されるかでは、年数がたつほど、大きく変わってきます。
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うまさきせつこモダンバレエ研究所
せつこのゆったり自分コントロール