ベビーカーを押す時   うまさきせつこのボディコントロール

うまさきせつこ

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テーマ:心と体にいいこと

ベビーカーを押す時

昨日、体験に来られた方は
小さなお子さんをお持ちのお母様。

骨盤が飛び出すように右側に傾き
腿の外側にごりごりした固まり。
腰痛、肩こりがひどい。

体の自然な位置に誘導すると
一度に楽になられて、
体がバランスよく、骨があるべき位置に来ると
はみだしていたものが治まり、レッスンが進むにつれて
中心軸が通るようになった。
「え~っ?嘘みたい!」とびっくりされている。
この方が自然にいられる位置を誘導しただけだ。

お子さんを抱く時は背中は丸くなり、脚の付け根を前に押して
お腹の上に子供を載せたりして、腰痛につながりやすい姿勢を
始終しているだろうし、またそれが楽に感じたりする。

ベビーカーを押す時も、上から乗りこむような
肩を盛り上げる形で押していたと言われた。
毎日やっていると当たり前になってくる。


写真のように、肩甲骨を回し下げて肩甲骨の位置をとどめて
腕を下から繰り出すように、肘をうまく使って押すように
ベビーカーを押すようにご一緒に練習してみた。
これは先日のワークショップで肩甲骨の位置を認識された男性の時と
全く同じやり方である。
「腕に無駄な力を入れずに体を起こす」
http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/column/41422/

子育ての済まれた方たちも
「じゃあ、私たちも孫のために備えて(笑)」
と一緒に練習してくれた。


後ろからみると、こんなふうに首、肩がすっきりみえる。
無理な力が入っていないのはきれいにみえる。
機能がしっかり果たされているものは、なんの飾りがなくても美しい。
自然な場所で楽に呼吸できれば、体は楽できれいだ。

軽く楽になった体を弾ませながら
「今から上の子供を迎えに行ってきます」と笑顔で帰られた。
体の意識がまだしみついた訳ではないから、いったんは後戻りされるだろうが
少しずつ自分で覚えて下さって体を自ら改善されていくと思っている。
次は、腰に負担の少ない子供の抱き方もしてもらおうかな、と
考えている。

↓「うまさきせつこのボディコントロール」の詳細はここから
  うまさきせつこモダンバレエ研究所 
 せつこのゆったり自分コントロール

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専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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