股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
股関節の入れ込み
「股関節の入れ込みって、どういうこと?」
と思っている方も多いと思います。
例えば、椅子や床に座ってみて
脚を横に開いた時、脚の付け根がどうなっているか
チェックしてみましょう。
この写真のように
折れた状態になっているでしょうか。
これが折れていない状態であれば
骨盤ごと脚が外に開いています。
その状態であれば腰も丸くなり
坐骨を立てて座れていない状態になっていると思います。
骨盤ごと脚を上げようとすれば、一定以上の所からは
上がりませんし、詰まった感じになります。
よく「ミニスカートからスカートがめくれないように
脚を横に送っていくつもりで」と言ったりしています。
骨盤の中からはみださずに脚を伸ばすんですね。
いったん下に引っ張ってから開いていくイメージです。
ミニスカートが腹巻になると困りますね(笑)
立っても寝ても座ってもこれは使い方のイメージは同じです。
前でも横でも後でも同じです。
バレエをされている人は、タンジュの時、脚の付け根は折れていますか?
パッセやアラスゴン、ドゥバンも同じです。
自分の体を確認して、体幹からの力が適切に脚につながっていくように
したいですね。
昨日、新潟からお見えになった方も、これを体感して帰られました。
坐骨とかかとのつながりや体幹の意識を感じて
「こんなにいつも開かないです!スゴイ~!」
と、たくさん実感して帰って下さいました。
うまくいかないな、と思う時は
気になるその箇所がもともとよくないのでなく
他の所が適切に使われていないために、その場所の動きが悪いことが
ままあります。
楽に立つことが出来たら、次は動きへのつなげ方を考えて行きましょう。
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