股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
下腹の意識をどうイメージするか
「下腹」と言われると
なんだかぐっと固めるように力を入れてしまうイメージを
持っている方が大半である気がする。
バレエなどで「お腹を引き上げて!」と言われると
みんな上に上に引っ張ってしまい、
それこそ胸にも肩にも力を入れて、きつ~い感じになってしまう。
下腹は立っているとしたら脚側へ抜くようにすると
自然に背骨が伸びてきます。
「下腹を抜く」イメージがわかりにくい人は次の写真を見て下さい。
これは「背中が固くてきつい人のために」http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/column/40332/
の動画の途中でも使っている。ここで感じた意識を脚の方に流していく。
何かを固くするのであれば
部分に力を入れて、そのことだけ考えると固くなるが
部分は全体の中の一部として機能しているから
「何かの行動を起こすために部分の流れが必要と言うふうに考える。
部分で力の流れを停滞させずに抜いていく。
昨日も遠方から新幹線でレッスンを受けに来て下さった方は
とても柔らかい筋肉なのに、いざ立って何番のポジションとか
、脚を上げるとかになるとがんばってしまう癖になっておられたが
時間をかけて、自分で体幹の骨の位置を整えてもらって
力の流れができるように誘導していくと、余計な力が抜けて
数時間のうちにみるみる滑らかになっていかれた。
開いていた脚の隙間も最後の方は1番で、しっかりついていたが
「最後につま先を前方向に向けてつけられるようにしましょうね」と
言ってたのが時間がなくなり忘れてしまった。
それでも「まだ実感した感覚、体に残ってます! これからに活かせそう!」と
喜んで帰って下さったから、嬉しかった。
せっかく遠方から来て下さっのだから、新幹線を使ってもきてよかったと
何かを持ち帰ってもらわなければ申し訳ない。
もちろんお近くの方でも同じだけれど。
特に遠方から来て下さる方は、本当に必要だと思って
求めて来て下さるのだし、頻繁に来られる距離でもない。
だからこそ、望んでおられることを確実に持ち帰ってほしいと思っている。
↓「うまさきせつこモダンバレエ研究所
せつこのゆったり自分コントロール