美しく楽に立つこと2  うまさきせつこのボディコントロール

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テーマ:ボディコントロール

美しく楽に立つこと2

続きは明日!にしたらよかった・・
先ほどの「美しく楽に立つこと」の続きです。

この骨格模型を見れば、一般的にインプットされている「背筋を伸ばして立つ」で
胸を反らして立つのが不自然で長く維持できないことがわかると思います。
胸を反らして立てば、肋骨は斜め上に上がり、背骨も前に押されて、
腰のあたりのお肉はだぶつきます。
骨盤も前に押しがちになるので、腿に固く力が入ります。
人に寄っては肩ごと持ち上げてしまうので、肩はこんもり前肩、首も短くなります。
肩は凝るし、首もきついし、股関節や腰にも負担がかかります。

逆に猫背になれば、肋骨は斜め下を向き、お腹を圧迫します。
下腹が出て、首がすっこみ、骨盤は前に押されて膝は弛み、腰痛を訴える方には
この姿勢の方が多いです。
内蔵も居心地がわるいでしょう。
どんな姿勢も慣れてしまうと当たり前になるので
人の悪い姿勢を見て「あんなふうになるのは嫌だな」と思っていても
自分の姿をみつめることは少ないので気づかず、鏡に全身を映してみて
「わ~!」という方も少なくありません。

前回のコラムの最後で、「重心を感じて立つ」の動画をリンクしていますが
それを見て、足裏に重心を感じて立ってもらったら
背骨を天井からつられるように上下に伸ばし、胸の力を抜きます。
写真でわかるように腕の付け根は肩甲骨と同じラインにあります。
肩を水平に広げます。
肩を上から下に押し下げるのでなく、肩甲骨を鎖骨から後ろ方向に回すように回し下げ
肩甲骨と肋骨、骨盤と脚の付け根を床とできるだけ水平にします。
尾骨は床方向に向けます。
そうすると、一般的に思われている「背筋を伸ばす」感じとは違い
背中が丸くなっているようなイメージがあると思いますが、鏡で見ると
ほぼまっすぐになっています。
足裏の感覚ももう一度確認しましょう。

胸の力を抜いて、背骨を上下に引っ張ると
体は楽に感じられます。
写真の骨のイメージを思い浮かべて下さい。

毎日、時間を決めて必死でトレーニングするのではなく
普段の生活の中で、いつでもどこでも誰がいても、体の意識はでき
その積み重ねこそが自分の体のトレーニングになります。

この感覚を覚えるのにはもちろん時間はかかりますが
長い人生の短い時間です。
「自然で楽な状態」を知り、維持していくことは
人生のクオリティを高めることにつながる気がしませんか。

↓「うまさきせつこのボディコントロール」の詳細はここから
  うまさきせつこモダンバレエ研究所 
 せつこのゆったり自分コントロール

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専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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