肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
距離を短くしてハムストリングのストレッチ
昨日のコラム「股関節の固い人のためにーハムストリングを伸ばす」
http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/column/41003/
で書いたように
膝が思うようにすんなり伸びなかったり
坐骨が立たなくて、背中が丸くなってしまったり、と言う人は
伸ばす距離を短くして、ゆったりじっくり伸ばしていくのがいいと思います。
床に押し付けない、
たくさん倒せなくても、張れるところで張る
必ず息を吸って吐きながら伸ばす
ストレッチは「伸ばす」
「曲げる」のではないからです。
写真のように足裏がつくところで膝を折り
坐骨がつく状態で、「横に曲げる」のではなく
左側ならば、左の脇を寄せると背骨が撓っていきます。
その際、反対側の坐骨が浮かないように左の骨盤も自分の方へ
寄せておきます。
反対側の坐骨をつけると、膝を遠くに張り
足裏までつながりを感じたまま、ストレッチができます。
肩甲骨を回し下げて、腰の方向へ
坐骨も脇も「中心に集める」イメージです。
「集めたところから四肢に送る」です。
膝を遠くに送って伸ばしても同じです。
たくさん脚が開かなくても大丈夫。
如何にたくさん開くか、とか部分がどれだけ伸びるかではなく
全身のつながりが感じられることがまず大事。
そこが感じられるようになれば
少しずつ伸ばせる距離が伸びます。
部分だけが伸びるようになったとしても部分は部分。
つながりの中の部分でなければ、バージョンが変わる度にできなくて
常に部分からやり直し。
どんなにピースが増えてもはめ込めないパズルをピースのまま
ばらばらに置いても、絵は完成しません。
短い距離で速度は遅くても確実につながり、
きちんと絵が仕上がるような体のつくり方でありたいですね。
↓「うまさきせつこのボディコントロール」の詳細はここから
アングルデザイン 本田恵子さんの作ったわかりやすいホームページ
うまさきせつこモダンバレエ研究所HP http://www.modernballet.jp/
せつこのゆったり自分コントロール http://ameblo.jp/setsuko-nightmere