重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
体幹からつながるルルベ~アンディオール(床が押し返す力 )
ルルベする時、足首の力だけで立ってしまうと
体幹はヌケヌケで、どこもかも不安定です。
加えて、ふくらはぎはいつもパンパン。
固い固い、部分だけの使えない筋肉が出来上がります。
部分だけでやってしまう習慣が身に付くと
全体がつながりにくいのです。
「床が押し返してくれる力で」と言うと
一生懸命床をかかとで押して、やはりふくらはぎを
ギンギンにしながら上がろうとしてしまいがちです。
そうではないんですね。
体は常に双方向に引き合われています。
この場合上下に引っ張られているのですが
大抵、上に上がる動作は意識が上だけに行きがちです。
かといって、下に押すだけでもありません。
背骨から上に抜けて行く意識と床へ床へ抜けて行く意識。
ガンガン押す訳ではありません。
体の裏側のラインを柔らかく上下に引き延ばしていく意識ですが
足元には床があるから、押し返してくれる訳です。
足首、足裏が不安定な方は
「重心を感じて立つ」http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/column/36203/
を参考にして下さい。
土踏まずを長く伸ばすように使うと、足指が動きやすくなり
足裏全体の感覚が鮮明になり、体の重心を感じやすくなります。
そのうえで、このルルベをしてみましょう。
坐骨~かかとの通りも感じられて肩甲骨下~かかとのつながりも感じられ
安定します。
胸に力を入れず、ここも床方向に抜いていきますが
背骨の内側を通るライン上にある首から頭、更にまだまだ上まで
見えない糸に引っ張られるように頭上にも抜けて行きます。
※動画が横向きになって見にくくてごめんなさい。
↓「うまさきせつこのボディコントロール」の詳細はここから
うまさきせつこモダンバレエ研究所
せつこのゆったり自分コントロール