重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
下腹の意識で体幹をつないでロールアップ
先日upした「下腹の意識」http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/column/40464/
で、背骨の動きを出してみました。
下腹にぎゅっと力を入れて、固めて使うのではなく
恥骨・坐骨を脚の方向に送り出すようにして使っています。
更に前にupしている「背中が固くてきつい人のために」
http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/column/40332/
「背中が固くてきつい人のために2」
http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/column/40357/
をやってみると、この下腹の感覚がはっきり感じられます。
「これって反る方でしょ!?反対じゃないの?」と思われる方もいるでしょうが
することが違っていても、下腹を使う意識は同じです。
立っている時の姿を思い浮かべて下さい。
脚の付け根が前に押されていたり、腰を引いて立っていると
お腹や背中は、しっかり伸ばせる状態になく、体のつながりは切れてしまいます。
「下腹を脚の方向に引っ張る」と言うことは
「脚に力の流れを送り出す」と言うことです。
どんな動きでも、力の流れをせきとめないでおこうと思えば
体幹から使うことを習慣化していくことです。
一生懸命にがんばるあまり、動きの一つ手前までは
体の中心に意識があったのに、動いた瞬間、意識の主体が手足にいってしまうことは
よくあります。
何度も何度も繰り返し体に覚えてもらうしかありません。
体が通って使えれば体はきつくなく、気持ちよく伸びが感じられます。
体の外側だけに目を向けると、
例えばアラベスクは脚を上げる、反るのは胸を張るに見えますが
インナーで考えて、部分でなく全体をつなげて使えると
「絶対ムリ!」と思えることが、「あら?辛くない!」に
変化してきます。
動画のモデルの彼女は下腹を意識して、ロールアップをしてみて
「ある場所を超えると、ふーっと軽くなって、いくらでも伸びる感じ」
と言っていました。
この下腹の感覚で、反対側に体を起こす方向でも
いつもよりきれいにすることができていました。
途中で直せなかったのですが、手をつく場所は
もう少し手前、手と脚と背中で四角形ができる位置に置いて下さい。
↓「うまさきせつこのボディコントロール」の詳細はここから
うまさきせつこモダンバレエ研究所
せつこのゆったり自分コントロール