坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
下腹の意識
先日来、書いているコラムのひとつ
「背中が固くてきつい人のために」http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/column/40332/
「背中が固くてきつい人のために2」http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/column/40357/
これはただ体が反りやすくなるとか言うことだけでなく
下腹の感覚が、とても鮮明になります。
「下腹」が大事だと言うことは、誰もが知っていますが
ただ単に力を部分的に入れることで使えた、と納得している人も多いのではないでしょうか。
ここで感じている「下腹の意識」は下腹を中心として
脚に抜けて行く意識、背骨から首、頭上へとつながり抜けて行く意識です。
体幹の底を脚方向に送っていく、又は体幹の底を脚方向に抜けるおもりにして
反対側は、頭上からまだまだ上に空間が広がっていく意識です。
この「下腹の意識」を感じることができるようになってから
皆さんのクオリティが上がってきました。
写真ではもっと坐骨から脚を回したいですし、まだまだ抜けて行けますが
体の中心がほぼ通っています。
この方は長いこと腰痛で股関節を固めていた方なので
本当によく努力されて、驚くような進化をされています。
同じことをして、もっと軽々真横で高く脚が伸びている方もいますが
この体の通り方を見て、「よく努力されているなあ」と
本当に嬉しくなりました。
まだまだ体の伸びが期待できる使い方であることがわかります。
この下腹の意識で、見た目にもっと派手なことができるようになっている方も
おられ、それも嬉しかったのですが
地道に体を通して、体に感覚を染み込ませようとしておられる姿を
美しいと思いました。
「自分の体を知る」と言うことは可能性を広げていきます。
こういう姿を見ると気持ちが新たになります。
明日は4か月ぶりのワークショップ。http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/seminar/2493/
新たな出会いが楽しみです。
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うまさきせつこモダンバレエ研究所
せつこのゆったり自分コントロール