相手とのつながりで振り子のように体を使う　　うまさきせつこのボディコントロール

2013年10月13日公開 / 2014年8月22日更新

テーマ：ボディコントロール

コラムカテゴリ：スクール・習い事

相手とのつながりで振り子のように体を使う

これはどちらの側も、相手の体の流れを感じて利用しているだけで
ほとんど力がいりません。
空中ブランコのようなものかも知れませんね。

空中ブランコをしたことがないもので(笑)
空中ブランコの受け手が腕の力で支えているとしたら
飛び込んでくる相手を安全に反対側のホームに運ぶことはできません。
相手とつながり、その力の方向に合わせているからできることです。

踊りでも、武道でも、相手がいて呼吸を合わせるのは
相手を感じていなければ、うまく合わせることができません。
と、同時に自分の身体を感じていなければ
相手を感じることもできないのです。

うちでは「相手を感じる」ことをよくしていただいています。
そうすることで、自分の身体のあり方もよくわかります。

先日、きれいにつながった状態でルルベ（つま先立ちのような状態）できている人を
リフトしてみせたら、された人も見ている人もびっくりしていました。
私が力持ちなのではありません。
女性でも小さなリフトは全く可能なこと。
自分の体のつながりを感じているから、相手とつながることができるのです。
反対に私も持ち上げてもらいましたが
軽々とできたのに、持ち上げた人がびっくりされていました。
「無意識の意識」が自然にできているのです。

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