肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
勘違いしやすいサイドストレッチ
たくさん横に体を倒そうとするあまり
反対側は全く使えない状態になっていたり
体の通りが途切れてしまう状態になることは
よくありがちです。
頭の方が直接的に反応してしまって
部分だけ考えてしまうので、そうなってしまいます。
でもこれは当たり前の反応です。
「脇!」と言われると
「脇!」と反応してしまいます。
その状況を一瞬で判断して「脇!」と言われるのは
「ああ、ここのことね!」と体が言われた意味通りの反応になるには
訓練がいります。
画像でしてもらっている最初のやりかたは、脇を曲げようとして
脇が落ちて縮んでしまい、体が傾いた状態のもの。
2番目のやり方は、最初は脇を寄せて、背骨を使える準備ができたのですが
途中から背骨の意識がなくなって、背骨自体は脇に引っ張られて
反対側の脇だけが伸びているように感じられて、満足しがちなもの。
最期のやり方は背骨が主体になって動いているので、坐骨が浮くことなく
背骨は中心にあってしなり、骨盤も安定し、脚への意識も可能になっています。
背骨はまっすぐ体を支えるだけが仕事ではありません。
脊椎は、ただの棒ではなく、頸椎、胸椎、腰椎と24個の椎で
しなやかに動きが出せるようになっています。
体は適切に意識して使えば、変化していきます。
悪い方への変化でなく、よい方向に体を目覚めさせたいですね。
↓「うまさきせつこのボディコントロール」の詳細はここから
うまさきせつこモダンバレエ研究所
せつこのゆったり自分コントロール