重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
体が楽できれいで気持ちいいことの幸せ
昨日の助松教室のレッスンでは
昨日のコラムの「脚の歪みをなんとかしたい」
http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/column/39821/
を全員にやってもらいました。
足先がまっすぐ前を向いている状態でやってもらっていますが
この感覚を覚えておいて
アンディオールをすると(骨盤ごとすると元の木阿弥ですよ)
体からの流れがねじれずに伝わるようになります。
ボディコントロールクラス開設当初(昨年2月)から
いらっしゃる方でも、少し歪んでいた膝下もきれいに伸びました。
この日、お稽古を始めて2回目、3回目の方もおられましたが
伸びなかった膝が伸び、坐骨から床までの感覚が感じられて
脚の間が開いている人は一人もいなくなりました。
私も体幹からの流れがきちんと伝われば、こんなにしっかり使えること。
部分だけで合わそうとしてもうまくいかないこと。
そして普段、ねじれたり、歪んだりをきちんと骨のあるべき位置に
納めてあげることができれば
運動のパフォーマンスが格段によくなることを改めて実感しました。
「脚が上がらない」と言っていた人も
流れが伝わるやり方にすると重さを感じないで伸ばせて
脚が上がっても、ねじれていた人も
体の中心からの流れが目で見て感じられるくらい
つながりが見えるデベロッペになりました。
体が歪んでいたら、素敵に踊れないか?と言えば
そうではありません。
踊ることやただそこで立っているだけの佇まいも
歪みがあるからと言って
その人の個性を否定するものではありません。
そんなことは問題にならないくらい素晴らしく踊られる方もおられます。
しかし、歪んでいたらできないことはあります。
健康に気持ちよくいい状態で暮らすこと
痛みや体の辛さと遠いところでいられること
そしてダンサーであったり、アスリートである人は
よりよい状態であれば、可能性が広がります。
生活していく以上、いとも簡単に体が歪んだり、負担がかかってしまう機会があるのですから
それをケアし、歪んでいたら修正していく方が
体は楽できれいで気持ちがいいことは言うまでもありません。
先日、レッスンにいらした方が言って下さったこと。
「美しく立つ、美しく動くと言うのは
スタイルのいい人、踊りのうまいダンサーだけができる特権だと
思っていましたがそうではないのですね。
普通の方でも綺麗に立ち綺麗に動けるんだと
励みになりました。」
私もそう思います。
褒められた方は60代の方。
それを伝えて上げると
「え~っ!嬉しい!」
と顔を赤らめていらっしゃいました。
年齢がいくつでも好奇心旺盛で、素直な感性。
人の可愛らしさは年齢ではないのです。
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うまさきせつこモダンバレエ研究所
せつこのゆったり自分コントロール