股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
背骨の意識で下を向かずに階段を下りる
昨日、一昨日と「視線の方向」http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/column/39472/
「視線の方向2&ワークショップ再開」http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/column/39496/
のコラムを書いていますが
この「階段を下りる」を意識して欲しいための前段階として書きました。
膝や腰などに問題があると、踏み外すことに恐怖心があるのだと思いますが
下を向いて足元を確かめて、足を上から置いていくので
結構な負担をかけておられます。
本当に膝などを怪我されている場合は別ですが
膝そのものより、姿勢のバランスの悪さで膝に負担をかけている方は多いものです。
背骨からの送り出し、坐骨と膝の引っ張りなどが意識できると
負担が少なくなっていきます。
この動画では、背中から脚を送り出しているので、下を向くこともなく
骨盤の位置が変わることもなく、体の裏側からの意識で下りることができています。
足に体の重みがいっぺんにかかる形でなく
背骨に意識があるので、足は軽く送り出されて、重さが感じられません。
「足で歩く」のでなく「背骨の意識」で歩いているのです。
宝塚の舞台の大階段は、足裏の長さ分だけの幅がないと聞いたことがありますが
幅の細い大階段を下を向くことなく、踏み外すこともなく下りられるのは
背中から送り出して足を運んでいるからです。
以前、坐骨神経痛があり、ヘルニアの手術をされていて
きつい思いをされていた人が、レッスンの後、笑顔で
とても軽やかに階段を駆け下りて行かれたのを思い出しました。
http://ameblo.jp/setsuko-nightmere/entry-11204946074.html
背骨の意識で楽に階段を下りたいですね。
↓「うまさきせつこのボディコントロール」の詳細はここから
うまさきせつこモダンバレエ研究所
せつこのゆったり自分コントロール