股関節回りの意識についての追記  うまさきせつこのボディコントロール

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テーマ:ボディコントロール

股関節回りの意識についての追記


昨日のコラムでは
「股関節回りの意識で足を自然に開く」
http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/column/38961/
を書いていますが
「足を開く・回す」ことには先入観があると思います。
外に回す(アンディオール)ことは
バレエをしている人であれば誰でも考えています。
しかし「どんなふうに」は、結構アバウトで
お尻から回しても固まったままだったり
足だけを外に回そうとして、やはりカチカチにして使ったり
体全体の意識はなく、部分だけを考えがちであることが多いと思います。

その結果、足からの影響で、体幹部分が通らない状態で
使われているのをよく目にします。
どなたも真剣によい方向に向かおうと
一生懸命取り組んでいるのに
その努力は「全体」でなく「部分」であるために
報われることがありません。

座って開脚して、足の前の付け根を下げるなんて
嘘!足が内側に向いちゃうよ!と思われる方も多いでしょう。
でもそれは部分的な見方です。
坐骨を寄せる、広がりたがる骨盤を寄せる、上下に引っ張った背骨からの流れを通す、
そうすることで、自然なエネルギーの通る道が出来ていきます。
足自体を外に向けようと、ギリギリ引っ張らなくても
この時点で外に向き、しかも体の通る状態になっています。

骨の位置を自らの元々持っている力を使える状態に整える。
ただそれだけです。
「回す」「外に向ける」は「どこを」「どんなふうに」「どこから」
を考えてみて下さい。
違うアプローチ、違う表現で体得されている方もいるでしょうし
もっと違ったやり方で、すっと腑に落ちる方もいるかも知れません。

言葉もやり方も出会いです。
私が発信したことで、何かヒントを得たり
自分のされていることに活路を見出したり
そんなきっかけになればいいなと願っています。

別にバレエはしていない、運動もしていない方でも
日常生活で痛い股関節回りであれば
最初のうちの殆どは、もともと股関節が悪い訳ではなく
歪んだ姿勢からの影響である場合が多いと思います。
自分自身の体への意識がなければ
体は言うことを聞いてはくれません。

「うまさきせつこのボディコントロール」の詳細
うまさきせつこモダンバレエ研究所 新ホームページ
ブログ せつこのゆったり自分コントロール

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専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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