肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
間違えやすい肩甲骨の寄せ方
(このコラムは、2013年当時、ボディコントロールを試行錯誤しながら書いたもの。
今見れば懐かしいが、アウターの力を使っている。
2019年4月現在は以下のコラムで書いているように使っている。
体の中心から肩甲骨はがし、体幹の底までつなげる(2019年4月7日 )
自分の体を知り、体の声を聞きながら試行錯誤していくと
体は時間の経過とともに進化し、最小限の力で使えるようになっていく。
きれいな立ち方-受講者様からのご質問3(2018年11月5日)
もご参考に。)
更に最新のもの。
肩甲骨を痛みなくインナーで中心に寄せる(2019年12月14日)
「肩甲骨を寄せて」と、私はよく言うが
先日、肩甲骨の寄せ方を勘違いしている方を発見。
「肩甲骨を下に押し付けないように注意して回し下げて」
と、言うのは気を付けて注意していたが
あぁ、これも説明が必要だなと思いました。
上の写真では肩甲骨をまるごと背骨に寄せているので
見た目としては、ゴツゴツしている。
肩甲骨が中心に無理やり寄せられて、三角筋の盛り上がりがすごい。
如何にも「モリモリ」した印象だが
それより困ることは、肩、三角筋に力が入って固まってしまい
滑らかには動かせなくなること。
顕著な人はかかしみたいに手がビンビンになってしまう。
肩甲骨を柔らかく回し下げても、肩甲骨自体をまるごと
ぎゅーっと寄せることで、肩を下に押し付けたのと同じになってしまう。
これでは肩こりもひどくなるし、首だっておかしくなる。
こちらの写真では、肩甲骨の下を背骨に寄せて
肩甲骨の下に帯ができて、脇の下の水かきのような部分も
広がって、背中から腕を使える形になっている。
三角筋の盛り上がりはまだすごいが、
これは肩甲骨下を寄せながら引っ張る肘までの力が弱く
腕の上側で支えてしまっているためだと思う。
ただ、肩甲骨は柔らかく寄せられて不自然にはなっていないので
上の写真よりは、腕が楽に使える。
脇を延長させて肘までの感覚がイメージできるようにしたい。
言葉の使い方は難しいが
伝え方でも使い方でも、よりよくなるのであれば
何度でも伝え直したい。
参考コラム「腕を動かす時、肩甲骨はどう動いているか」
http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/column/38150/
もご覧ください。
肩甲骨から肘の使い方は「翼を広げて閉じて」
http://ameblo.jp/setsuko-nightmere/entry-11285553371.html
「肩甲骨ってどうイメージする?」
http://ameblo.jp/setsuko-nightmere/entry-11267711029.html
「肩甲骨から使う腕」では使う場所を手で促しています。
http://ameblo.jp/setsuko-nightmere/entry-11430892715.html
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